12月21日(土)は冬至。と言うことで、前日の20日には、給食にかぼちゃのうま煮が提供されました。
日本では昔から、冬至に栄養価が高いカボチャを食べて無病息災を願う、という言い伝えがあります。
この日のかぼちゃのうま煮には、調理員からのメッセージが添えられていました。
「明日は冬至 カボチャを食べて かぜ ひかないようにね❣」
配膳されるのを待つ間「かぼちゃ よっつ ある」
「いいにおい」「かぼちゃ、だいすき」好きなカボチャを前に、友だちとの会話も弾みます。
配膳を終え、今日の献立の紹介と共に、調理員からのメッセージを伝えています。
「カボチャたべるとこ みてて」と、大きな口を開けてパクリ。
おやつはミカンです。冬至にはユズ湯に入って邪気を払うという言い伝えがあります。(からだを温める効果もあります)
そんな話を聞きながら、子どもたちはミカンを食べていました。23日(月)、ある子が「前の前の日、ユズ風呂に入ったよ」と教えてくれました。
保育園では食育の一環として、子どもたちが伝統的な食事を体験できるように、給食やおやつで行事食を提供しています。
かぼちゃのうま煮やみかんのように、そこに込められた意味を伝えていくことが、文化を伝えていくことにもつながっていくと考えています。