前回の続きです。
みんなでカマキリを見ていたとき、ある子がカマキリをつかもうとしました。突然の出来事にカマキリもビックリです‼‼
カマを振り上げ、身体をグンとそらせて羽を広げています。今まで見ていた緑のカマキリとは違う姿が現れました。「キャー」子どもたちもビックリです‼‼
そこへ、Cちゃんが駆けつけてきました。
「オレがやったる!」どうやら、カマキリを観察ケースに戻してくれるようです。
棒を近づける。
カマキリがとまるのをじっと待つ。
やったー‼ 棒にのってきた‼
ところが、カマキリも必死なので、後ろ脚がケースから離れません。少しお手伝いして、カマキリは観察ケースに戻っていきました。
さっきは、カマキリの攻撃を受けたけれど、今度はCちゃんの作戦通りにカマキリを戻すことができました。リベンジ大成功‼‼
「茶色の羽、見えやんようになった」このあと、3歳児の観察が続きました。
「からだグーンって曲がってる」「茶色いはね ある」「ちがうで。羽は透明やで。」「ちゃいろの筋があるねん」「脚 立ってる」などなど。カマキリを怒らせたことで、知っているカマキリとは違う姿があることに気付いた子どもたち。生き物や自然に興味を持つきっかけになってくれたらいいな、と思います。