フェンスの向こう側に生えている植物の葉っぱを摘んでいました。フェンスの網目(?)から一生懸命手を伸ばしています。サラダ用のレタスを収穫しているそうです。
手が届くところにある葉をすべて摘みました。もうちょっと手を伸ばせば、向こうの葉っぱもとれるかも・・・とやっていたのですが、届きません。
どうするのかな? 何か考えるのか、何か頼まれるのか、あきらめるのか・・・色々思いめぐらせながら見ていました。
すると、一人の子が砂場に向かって走り出し、スコップを持って戻ってきました。
💡スコップで引き寄せてみました。上手くいきません。
💡今度は、輪になっている手持ち部分を植物の先に通しました。こうすると、引き寄せられると考えたようです。
うまく引き寄せることができました。
ところが、引き寄せながら葉を摘むのは難しそう。
💡もう一人の子が「ぼくが持つ」と言って、二人の協力が始まりました。
作戦は大成功 ‼ 二人の息もぴったりでした。
時々、飛んでいる蝶々の数を数えたり「あっちへ行ったなあ」「来た来た」「とまった」「また飛んで行った」と、楽しい会話も聞こえてきました。
「レタス、これくらいでいいなあ」「ドレッシング(砂)をかけて混ぜよう」と、たくさん摘んだ葉っぱを使ったレタスサラダを作り始めました。
二人が協力し合うことで目的が達成できました。レタスのサラダを作ったエピソードと共に、友だちと遊ぶ楽しさを感じとってくれていればいいな、と思うエピソードでした。