段ボールあそびはどうなったのか?と見に行ってみました。
あの時、「テレビつくってん」と教えてくれたテレビの場所が変わってる。それに、丸いテープの芯がついている。
初めて自分で扱ったガムテープ、養生テープ。最初のうちは「うまく切れない」「先生、切って」と言っていたけれど、やっているうちに適度な長さに切れるようになってきたんだな。やりたい気持ちは、できるようになるの原動力。右側には長いテープが貼ってある。これはうまく切れずに長くなってしまったのか。短いテープだと折ったところがめくれてきたから長くしたのか。いやいや、そんなに深い意味はないのか。
これは何て書いてあるの?
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あっ、「わごん とおってね」か。
そういえば、段ボールあそびをしていた時に、〇〇ちゃんと「(配膳用の)ワゴンは通れるかな?」って話をしたなあ。
ワゴンはこちら↓
ここにも「わごんとおってね」がある。子どもたちのやりたい気持ちは、文字を知る・文字で伝える・文字を書く、につながるよね。テープもいっぱい貼ってある。楽しんだんだな、と、もったいない、が揺れる私の心。上手にテープが切れるようになってきたら、大人の出番かな?大事に使うことを知らせていこう。
右上、赤字の “57か” これは何?わからない。何度も見直す、角度をかえて見る。それでもわからない。
*このブログを書いているまさに今、判明しました!!! “5(がつ)7か” 遊んでいた日付だ。(かな?)*
思いをめぐらせていると「何してるの?と、子どもの声が。このあそびを楽しんだ子どもたちです。
この作品(?)のことを尋ねてみました。
「これは、ぼうはんカメラ」
「まるいとこが、カメラやねん」
「みえたのが、ここにうつるねん」
「これは、わたしが か(書)いてん」
それぞれが教えてくれます。“防犯カメラ”が、共通のイメージになっているようです。
この間と場所が変わったことを尋ねてみると
「だって、 ぼうはんかめらは みんなからみえへんところを うつすから」「なあ」「そやで」。まるで、『先生、そんなことも知らないの?』とでも言われているよう。子どもは、いろんなことをよく知っているし、いろいろなことを考えているのだなあ。と感心させられます。
子どもがやりたいことを実現させるとき、そこに成長があるのですね。