野菜づくりには水が必要だ!!と水をかけたあと、どうなったかと言うと・・・
「ほんとうや」「ぼくも水くんでくる」 いっきに子どもたちの砂場あそびが広がり始めました。
近くにあった茶碗の蓋を持って行った子が、そこに水を汲んで戻ってきました。えー⁉それに汲む???
いつの間にか、コップやふたなどで水をかけている子に交じって、ジョウロを使う子が出てきました。「たくさん水をあげたね」と声をかけてみました。
しばらくすると、みんながジョウロややかんを使い始めました。さっき私が声をかけた子も、さらに大きいジョウロを使っています。
「まだまだ、出てくるな」「こっちも出てくる」と言い合いながら水をかけています。
さっきまで水をあげていたオレンジ色の服の子が「靴が濡れるから、裸足になってきた」と言って戻ってきました。・・・その話を聞いていた子も・・・
「ぼくも脱いできたよー」と裸足になって戻ってきました。
砂に泥を塗れば崩れてこないことや、野菜づくりには水が必要なこと。小さい容器よりも大きい方がたくさん水が入ること、多い⇔少ない、重い⇔軽い、靴が濡れると困るなっていう時は裸足になるなど。知っていることをやってみた、そんな場面もあったでしょうが、遊んでいるうちに気づいたこともあったのではないかと思います。遊びの中で、子ども自身が気づく。そのプロセスを大事にしていきたいです。