4歳児Aちゃん。みんながいなくなった後も、観察ケースに近づいたり、少し離れたりしてずいぶん長い時間、観察をしていました。
「フタ開けていい?」近くにいた保育士に尋ねています。「いいよ」と言ってもらいました。
「かたいなあ」友だちもやってきて、手を添えます。
もうちょっとで開きそう。ドキドキ。心臓の音が聞こえてきそうです。
カマキリがフタにくっついてきた! ビックリ‼‼
思わず手を離してしまいました。Aちゃんの両手はカマキリのカマを表しています。「こんねんしてる」
もう一度、挑戦・・・したのですが、やっぱりちょっと怖かった。
「先生、開けて」とお願いされたので、「これでいいかな」と、ふたを全開にすると
Aちゃんは大喜びでした。手はしっかりカマのポーズ。まるで、Aちゃんがカマキリになっているかのようでした。
こうしてAちゃんの【挑戦~観察ケースの蓋を開ける】が終わりました。そこへ、「あかんやんッ。カマキリ逃げていくやんか」と慌てた様子で一人の子がやってきました。その声につられて、数人の子もやってきました。
さて、この続きはどうなるのでしょうか。また後日。