砂場で遊ぶ子どもたちの中にいるのは、入職3年目の保育士。子どもの頃の夢「保育士になりたい」をかなえた保育士さんです。黄色い帽子の3歳児を担当してもらっています。
砂のジュースを入れてもらっていました。ところが、カップの底には穴が開いています。
そこに、一人の子が青いカップを持ってやってきました。
二人で何やら会話をしています。
「なんて言ってたの?」と尋ねたところ、
「穴が開いてるから、こぼれちゃうね、って話をしてたら、このカップを持ってきてくれたんです。こうやって重ねたら、こぼれないって、考えてくれました。」あまりにも嬉しそうに教えてくれたので、ちょっとインタビューしてみました。
Q「保育士になって良かったですか」
A「はい。良かったです。嬉しいことがたくさんあります。」
Q「どんな時に嬉しいと感じますか」
A「入園したばかりの時に泣いていた子や不安そうにしていた子、緊張していた子がこうやって笑顔を見せてくれるようになった
ことです。こんな表情を見せてくれるようになったんだ、と嬉しく思います。」
「保護者さんから、『昨日、子どもが、保育園で〇〇したよ、と嬉しそうに話してくれました』と教えていただくのも、嬉しいです。」
子どもに負けないくらいの素敵な笑顔で答えてくれました。