2024.06.27

フキを使ったあそび

みどり保育園

保育士さんからフキが届きました。さあ、どんな遊びが始まるかな?

♪おやまに あーめが ふりました♪ 「あめふりくまのこ」のうたを口ずさみながら、傘にしています。

「フキは煮たら食べられるよ」と教えてもらった子。一生懸命煮込んでいます。

透明の水が茶色に変わってきました。フキの香りが漂っています。「フキの味噌汁ができてきた」

水あそびに使う子も。

砂場ではこんな遊びが始まりました。

フキを立てようとしているみたいです。

一人が持って一人が砂をかける。共同作業が始まりました。

真似て同じようにする子も。手前の子は砂場の砂を少し掘ってそこに突き刺し、周りに砂をかけて補強していました。後ろの二人組のフキはなかなか立ちません。茎が曲がっていて、バランスが取りにくいのもうまく立たない一因かな・・・。

この子はフキが倒れないようにタイヤを支えにしています。子どもの発想には感心するばかりです。写真を撮り終えると、こちらに笑顔を向けてくれました。

苦心していた二人は、と言うと・・・

違う遊びが始まっていました。ちょっと手助けをしても良かったのかなあ。面白いことを考えついたのになあ。自分の反省も込めて様子を見続けていると、

再開!!

立ちました。(フキがしおれてきて扱いやすくなってきたのかも)

大成功!!

そこに、二人の姿はもうありませんでした。


子どもが黙々と遊びこんでいる時は自分で決めた「こうしたい」に向かって考えたり、試したりしている時なのでしょう。誰に見てもらわなくても、ほめてもらわなくても「できた」という満足感は、その子の心の中にしっかりと刻まれていくのだと思います。そんな子どもの姿に“見てるよ”とサインを送りながら、黙って見ていられる大人でいたいと思っています。