魚すくいをしました。
乳児組の魚すくいは、楽しい水あそびですね。
幼児組は破れない網のポイを使って遊びました。
遊ぶ前に「鐘が鳴るまで、さかなすくいを楽しんでください。鐘が鳴ったら、家に持って帰る魚を二つ選んで持ってきてください」と、ルール説明を受けました。
青色のタコは「すくえへん」「むずかしい」「ころがる」と大好評(?)でした。「バランスとるのがむずかしい」と言う5歳児もいました。
本物の金魚すくいのように、容器に水を入れています。そんな経験をしたことがあるんですね。
「いっぱい とれた」こんなにいっぱい入れるのも難しそう。ここから二つ選ぶのも難しそう・・・。
鐘が鳴りました。「アザラシは、ぷくぷくしてて、かわいい」「これは、いらん」「やっぱり、赤にしようかな」「カメ、ふたつにきめた」一つ一つ手に取って思案する子や、一気に水の中に戻して容器に残った二つを持って帰ることにする子など、一人ひとり決め方が違うのは、個性なのでしょうか。
すくった魚を袋に入れてもらって、持って帰ります。
持って帰るカニをカメラの方に向けてくれました。
濡れた魚を拭きながら「さっぱりしたね」とつぶやく子がいました。水遊びの後「さっぱりしたね」と声をかけてもらいながら、タオルで身体を拭く自分の姿と重なったのでしょう。
さて、この魚。4歳児Aちゃんの魚です。どうしても「袋に水を入れる」と言うAちゃんと、“水が入ったこの袋をカバンに入れたらどうしよう”などと、どうしても先々のことを考えてしまう私。いろいろ話し合った結果、水を入れた袋をカバン掛けにかけておく、に決まりました。
あとで保育士さんから「5歳児で『水も入れたかったけど、こぼれるといけないから家でするわ』と言っている子がいた」と聞きました。やりたい自分とそれをするかどうかを客観的に判断する自分。子どもはいろいろなことを経験しながら、身体も心も育っていくんですね。
子どもから教わることが、たくさんあります。