「ここにひみつきち作ろ!」
と、周りにあるものを集めてきて作り始めたそら組さん。
マットに大きなボールに…、窓や天井を囲い始めました。
「風が入らないようにしよ!」
と、赤いマットを横に置いてみたものの、まだ風が入ってくるようで
マットの向きを必死で変えていました。どうしても落ちてくるようで…
「これを上に置けばいいかも!」と重しになるようなものを置きました。
これは軽くて、手を離すと落ちてしまいました。
別の日、ひみつきち、移動しました。
屋根を作っています。
「マットの角をここにのせて」
「わかった!」
マットの方が少し小さいので、斜めに置いた方が枠にひっかかって落ちないと考えたようです。
風が強く、マットが何度も落ちてしまいました。
「なわとび!」
”これでとめよう!”と友だちと協力しながら巻いていました。
「こうすればいいやん!」となわとびの縄を長くつなげて巻こうとする子、
「ロープって、角をとめていくねん。角に一回クルっと巻きつけて、次はあっちにロープを渡してあっちの角にもクルっと巻きつけて!」となわとびでしっかり止めようとする子
屋根の固定の仕方で、いろいろな考えが出てきました。
なわとびの本来の遊び方とは違いますが、子どもたちは今、身近にあるものでどうにかできなかと考えていたので、見守らせてもらました。
ひみつきち、移動の様子です。日当たりのいい所、遊びに必要な所、あちこち移動しています…
始めの頃は、「先生も手伝って!」と言われていたのですが、力の入れ方、どこを押せばいいか、ひっぱればいいか、コツをつかんだようで、今は子どもたちだけで移動しています。
ひとつのあそびの中でも、子どもたちが今まで経験して学んできたことを活かそうとしていることがたくさんありますね。子どもたちの声、発想を大切に、あそびを発展していけるよう、そっと見守っていきたいと思います。