事務所に「いし できた!!」と言いながら元気に、というか興奮気味に入ってきた年長児。「落ちたけど割れてへん!」「見て!」・・・もしかして、“いし”って“石”のこと?
入ってきたのは、以前さら粉から粘土を作ろうとチャレンジしていた子たちです。この子たちがとうとう石を作りました。
ところが、その時の私の口から出た言葉は「本当に?それって石とちがうの?」という疑いの言葉・・・申し訳ない!!(猛省)
「上に置いてあって落ちたんやけど、割れてないねん!!!!!」疑っている私にもう一度話してくれます。
「ほら カチカチやで」と嬉しそう。「すごいな。石ができた記念に写真撮らせてくれる?」と頼んで撮った写真がこちら↓
この満足そうな顔。「やったよ!」「僕たちが石を作りました」という感じでしょうか。
「写真を見せて」と言うので、保存した画像を見せると、「石あんまり見えへんなあ」と言いながら二人で話し合い、違うポーズをしてくれました。その写真がこちら↓
手をあげると石がよく見えるということになったようです。
このあと、どうやって石を作ったかを丁寧に教えてくれました。何日も泥団子にさら粉をかけ続けていたようです。
この出来事から「子どもはみんなアーティスト」という本のタイトルを思い出しました。石づくりから写真の構成まで、子どもは見事な表現者です。